- せいかく
- I
せいかく【性格】(1)その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。
「彼とは~が合わない」
(2)ある物事に特有の傾向や性質。「事件の~を解明する」
(3)〔心〕〔character〕その人特有の行動の仕方, ならびにそれを支える心理的な特性。 特に感情的・意志的な側面をいうことが多い。 キャラクター。IIせいかく【政客】政治に携わる人。 政治家。IIIせいかく【正客】⇒ しょうきゃく(正客)IVせいかく【正格】(1)規則の正しいこと。 また規則にあてはまっていること。(2)動詞活用の規則が正しいこと。(3)漢詩の平仄(ヒヨウソク)式で, 五言の絶句・律詩で, 初句の第二字が仄字で起こされるもの。 七言の絶句・律詩では, 初句の第二字が平字で起こされるもの。⇔ 偏格Vせいかく【正確】正しく, たしかなこと。 まちがいのないこと。 また, そのさま。⇔ 不正確「~な時刻」「寸法どおり~に作る」「~を期す」﹛派生﹜~さ(名)VIせいかく【清客】(1)風雅な客。(2)梅の異名。VIIせいかく【生客】はじめての客。VIII「われはこの~の前にて, 我身の上の大事を語らるるを/即興詩人(鴎外)」
せいかく【精核】(1)雄性配偶子の核。 動物では精子の核, 被子植物では花粉内の雄原核が分裂してできる二個の核をさす。 雄核。(2)動物卵の受精に際し, 卵細胞内に進入した精子の核。 卵核と合一するまでをいう。 雄性前核。IXせいかく【精確】詳しくてまちがいのないこと。 精密で正確なこと。 また, そのさま。「~な描写」「~に調査する」
﹛派生﹜~さ(名)Xせいかく【精覈】〔「覈」は調べ明らかにする意〕詳しく調べ, 明らかにすること。XIせいかく【製革】皮をなめして鞣革(ナメシガワ)をつくること。XIIせいかく【醒覚】「かくせい(覚醒)」に同じ。「自由精神が心内に~してゐたから/復活(魯庵)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.